アンバサダーをご紹介します。
デジタルパステルアート協会の立ち上げから、関わってくださっているタナカノリコさん。
月イチ体験会やライブ配信でもお馴染みの方も多いと思います。
ノリさんのデジタルパステルアートに対する思いや、丁寧な作品をご紹介します。

タナカノリコ
アンバサダー終了課題
ノリさんのやさしい眼差しに溢れたアートたちをご覧ください。

タイトル:理想の休日
朝が苦手な私の、理想の休日の過ごし方。いつか買いたい青いソファに座って、コーヒーを一杯。ゆっくり本を読んでから一日を始められたら最高だなと。爽やかな朝の空気感を意識しながら、お気に入りの白クマくんにそんな朝の幸せを託して描きました。こんな余裕のある時間を過ごせたら、素敵な一日になりそうです。

タイトル:猫の見る世界
友人と訪れたカフェの看板猫を思い出して描きました。看板猫は、テーブルからちょこんと顔を出したり、眠っていたり。自由気ままな猫の目線で見る世界は、どんな風に映っているんだろう。午後の窓から差し込む柔らかい光に照らされると、日常の物たちも特別な色に見えてくる、そんな瞬間をイメージしました。

タイトル:ふしぎな出会い
自分の好きな、ファンタジーと絵本のような世界を描きました。森をさまよう赤いマントの子が見つけたのは、大きなきのこのお家。窓からこぼれる、あたたかな光。いったい、誰が住んでいるのだろう。夜の森は静かで、満月の光とランタンだけが頼り。少しドキドキする、冒険のはじまりの瞬間を表現しました。
デジタルパステルアートを始めて変化したことはなんですか?
デジタルパステルアートを始めてから、一番変わったのは、絵を「一人で描くもの」から「人とつながるきっかけ」として捉えられるようになったことです。
以前は趣味で描いているだけで、SNSにアップすることもなく、自分だけで楽しんでいました。
でも協会の活動に参加し、ふわもこ大使として作品を発信するようになってから、協会の仲間をはじめとして、絵を描いている方やものづくりをしている方、友人にも絵を見てもらえる機会ができました。
SNSや合同展で「癒された」「ほっこりする」といった声をいただくたびに、実は私の方が癒されているのだと感じています。
デジタルパステルアートを自分の人生でどのように活かしたいですか?
私にとってデジタルパステルアートは、日々の中で自分と向き合う時間を作ってくれる存在です。忙しい毎日の中でも、絵を描いているときは描くことだけに集中できて、気持ちがスッキリします。特別な目標がなくても、描き続けること自体が充実感につながっているんだと感じています。
協会の活動を通して実感しているのは、「仲間と一緒に取り組むこと」で視野が広がり、世界が広がるということです。オープンチャットやSNSで感想をもらうことで、新しいアイディアや視点を得られますし、展示会では自分では気づかなかった癖や特徴を教えてもらえることもあります。一人で描いているだけでは見えなかった可能性が、人との関わりの中で少しずつ見えてくる。その積み重ねが面白いんです。
デジタルパステルアート協会は、上手さや技術を求めるのではなく、皆さんそれぞれ、自分のペースで楽しめる場所です。だからこそ無理なく続けることができます。仲間の皆さんの作品や活動報告を聞いて、励みになりますし、私自身、描くことを通して気持ちが整い、日々、前向きな気持ちになれるようになりました。
これからも、デジタルパステルアートを楽しみながら描き続け、協会の仲間との関わりの中で自分らしい表現を深めていきたいと思います。そして、ここで得た経験を活かして、画集や絵本など、自分の作品を残していけたらと考えています。
デジタルパステルアートをどのように社会に広められると考えますか?
デジタルパステルアートは、特別な技術や経験がなくても始められる表現だと思います。子どもの頃は絵を描くことが好きだったけれど、大人になって描く機会が減ってしまった人や、新しい趣味を探している人、忙しい中で自分の時間が欲しい人など、幅広い層にとって安心して楽しめる場所になると考えています。
協会の体験会や活動を見ていて感じるのは、実際に描いてみることで「描いていいんだ」「楽しんでいいんだ」という気づきが生まれるということです。作品の完成度ではなく、描く過程を楽しむことで、自然と人とつながり、表現することの喜びを再発見できる場になっています。
デジタルパステルアートは、言葉で説明するよりも体験することで魅力が伝わります。だからこそ、体験会や作品展示、地域イベントへの参加、ワークショップの開催など、実際に触れる機会を少しずつ増やしていくことが大切だと思います。また、SNS発信や、年鑑や絵本などのイラスト作品を通して、より多くの人にデジタルパステルアートの存在を知ってもらえるはずです。まずは、「描く楽しさ」を思い出すきっかけになればと考えています。
デジタルパステルアートが広がることで、絵を描くことを諦めていた人が気軽に絵を楽しみ、自分を表現できる場が増えていく。そして、描くことを通して仲間とつながる。私は、そのような場を社会の中に育てていきたいと思っています。
タナカノリコ プロフィール
青森県八戸市生まれ。現在は夫と二人で埼玉県在住。2024年7月にふわもこ大使認定。
2019年にiPadのお絵かきアプリProcreateに出会い、デジタルイラストを描き始める。
会社員として働きながら、SNSでイラストを発信中!
あいかわけいこ先生の「絵をもっと気軽に楽しく描ける環境を作りたい」という思いに共感し、2023年8月よりデジタルパステルアート協会に加入しました。
「絵を描くことで人生を楽しむ」「心に寄り添うようなイラストを届ける」をモットーに活動中。
夢は絵本を出すこと。ミニチュアとゲームが大好き。



リンク
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